9条を守れ! 「2025憲法大集会(東京臨海広域防災公園)」はおじいちゃん総結集で大盛況

日本共産党・左翼
日本共産党・左翼

 護憲派開催の2025憲法大集会(於:東京臨海広域防災公園)はおじいちゃん・おばあちゃんでいっぱい! 同じ会場で開催された反ワクフェスティバルを上回るシルバーパワーでした。もちろん各団体とも動員をかけたのでしょう。しかし、それでもこの人数は凄い。正直反ワクフェスに負けると思ってました

革マルと中核が呉越同舟

 国際展示場駅。ここで降りるときは、いつも胡散臭いイベントに用があるときだ。
 若者が続々イベント会場にぞろぞろと向かう。しかし、一部の老人だけがポツポツと別方向に向かう。その方向には多数の警察官。「こんな人数ならばいらないじゃん」と思ったが、まだ11時前だから人が来てないだけ。午後になると続々と人がやってきた。
 駅前には社民党と新社会党の街宣カー。

 会場に近づくと、れいわ新選組の運動員がビラを配布している。そしてお次は革マル派。素顔で頑張っている。革マルの隣には中核派。こちらはサングラスで顔面武装。それにしても、中核派と革マル派が仲良く呉越同舟でビラ配りとは時代も変わったものだ。お次は各種インディー団体。
 8月15日の九段下ー靖国神社の道沿いで、各種保守系団体がビラやカンパを求める「あの光景」を5倍パワーアップさせた感じ。大学の新歓ビラ配布レベルを超えている。

 公園の門に近づくと、立憲民主党とれいわ新選組。立憲は塩村あやかの投票依頼。この人なんか当選するに決まってる気がするけれど、そういう人は心がけが違うのだろう。
 日本共産党以外の各種政党や左翼運動家が総勢で出迎えてくれた。

ビラに関する裏話・統一メーデー

 ここで少し話をそらします。
 職場などで日本共産党系なの労組として参加しますと、「あのビラを受け取ってはいけない」という圧力があるんです。しかし、そもそも、どれが反共産党系かなんか、ぱっと見ても分かりませんよ。まあ、中核や革マルは「気配」が違うから分かるけど。
 あと、共産党のときだけ拍手をするとか手を振るとか、暗に圧力がかかります。日本共産党ならではですけど、こういう体質が松竹・鈴木事件を長期化させて、れいわ新選組の格下に転落させたのではないでしょうか。

 それにしても、憲法大集会、香しいビラがたまりました。署名も「8.15靖国神社」以上にいました。靖国と違って、みんな署名に応じてくれています。レスポンスがいいですね。
 一昨日の5月1日の全労連(日本共産党系)メーデーより盛り上がってるんじゃないでしょうか。動画で見た限りでは「これ、韓国のメーデー」って言いたくなるくらい酷かった。そもそも、俺の子供の頃、日本共産党は韓国を「南朝鮮」と呼び、アメリカ帝国主義に支配された朴正煕パクヒョンヒ傀儡一味呼ばわりだったのに、全くよく言うわ。
 それに、こっちは堂々の「統一メーデー」。全党に極左まで交えてのオール左翼総結集。連合のイベントも「ゲルが来る・来ない」みたいな話題がないのだから、これを本メーデーってことで良いんじゃないでしょうか。

さまざまな疑問点

 11時から各4グループに分かれてミニ集会。「A:自由に話そうトークイベント」「B:シスターフッド・イズ・パワフル!シスターフッドで社会を変える!」「C:こども憲法ひろば」「D:Human Musicライブ」の4つがプログラムに記載されているが、「こども憲法ひろば」だけは見当たらなかった。もっともおじいちゃんおばあちゃんしかいないのに、「子ども憲法ひろば」は無理に決まっている。

 さて、内容であるけれど、当然のことながらかなり突っ込みたくなった。ただ、数が多すぎてこの日記が長すぎて誰も読まなくなってしまうので、簡単に。


 Aでは古賀茂明という人が、4名のパネラーの中でかなり現実的な事を言っていた。アメリカから独立する、対米自立だ…これを言うと、核武装しようとかそういう風になってしまう。そして最後に、ここにいる人だけで盛り上がってはいけない。騙されやすい人をどう説得するか。その際に押し付けがましくしてはいけない。年を取るとどうしてもそうなってしまう…
 しかし、2つとも「騙されやすい」ネトウヨは先刻ご存知。特に「押し付けがましく」は同じことを両サイドが言っている。そもそも、何十年も「押し付けがましく」を言い続けてません? しかし後退する一方。だからおじいちゃんとおばあちゃんしか来ないんじゃん。

 Bはフェミフェミジェンダーなブロック。私が聞いているときに、ちょうど「気になるあれ」を言っていた。「男女性差別の大きな原因は、”性別役割分業意識”。男と女は違うんだと。男には男、女には女の役割がある。こういう偏見、ステレオタイプというのが…」と。
 いやいや女性弁護士さん、それをジェンダーと呼ぶんですよ。だから、諸悪の根源であるジェンダーをなくしてしまえ、ジェンダーからフリーになろうというのがフェミの目標だった筈です。しかしそれが、いつの間にか「オカマのすすめ」になってしまってる。ジェンダーなんて難しい抽象概念使わないで、男は敵だ!って叫んだほうが論理的に正しいと思うんだけど。

何はともあれ満員御礼

 各団体はテントを出して物販活動を展開している。週刊金曜日も来ていた。思わず岩本太郎氏を探してしまった。
 何だかんだ12時30分を過ぎて、で中央広場で歌が始まった。


 いかにもな歌で、フェミフェミでジェンダーな内容も含んでいるので、会場の9割を占める昭和生まれのおじいちゃんは果たして喜んでいるのだろうか。もっとも、この会場だったらセクハラの心配はあまりない。若い女性がいないから。

 と、まだまだ書き足りないけれど、午後1時を過ぎても単産名や団体名幟を先頭に、続々とおじいちゃん達が広場に総結集している。
 おそらく、集会終了の後には、楽しいウオーキングが待っている。ご老人にとって健康にとってもよい。アベガーも思いっきり叫べるので、ストレス解消にもなる。
 内はともあれ、大盛況で良かった。しかし、ああシルバー民主主義。

 かなり書き足りないけれど、今回はここまで。


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