OPENAI危うし。Googleの「NotebookLM」が話題騒然、多くのYoutuberが紹介している。
URLはこれ。Google IDさえあればすぐに使えます。
notebooklm.google.com
グーグル「NotebookLM」の「音声概要」が素晴らしい【Watch+】
https://www.watch.impress.co.jp/docs/topic/2011765.html
NotebookLM の音声概要が日本語を含む 50 以上の言語で利用可能に
https://blog.google/intl/ja-jp/company-news/technology/notebooklm-50/
このNotebookLM、様々なビジネス資料を突っ込むと、ものの見事に要約してくれるAI。しかし、その要約を男女が喋ってくれる機能があり、それが妙にウケているのだ。
要するに、こんな事ができるのです。
多くのYoutuberが、「資料を要約する」よりは、男女がしゃべくることに反応し、関西弁で喋らせたり面白がっている。
「殺人もポア」ヴァジラヤーナの教えをNotebookLMに要約してもらう

要約するための資料は、URLで指示することができる。
それならば、オウム真理教の真髄・ヴァジラヤーナ教学システムを音声で「要約」してもらおう。
元の原稿はこれ。有名な「たとえば、ここにだよー、Aさんという人がいたと」「しかし、ヴァジラヤーナの考え方が背景にあるならば、これは立派なポワです。」「智慧ある人がこの現象を見るならば、この殺された人、殺した人、共に利益を得たと見ます。」などで有名なV教学10話(クリックすると音声)。
http://www.bekkoame.ne.jp/i/sinzinrui/kyogaku/77-86.htm
ただ、ヴァジラヤーナの教えは深淵で難しいので、AIさんに以下の注文をつけた。

こうAIさんに指示すれば、きっとGoogleの最高知性を駆使したNotebookLMが、ヴァジラヤーナの教えを分かりやすく説明してくれるだろう。
NotebookLMの要約内容はこれ。
オウム真理教の「真髄」は回避

むむ。すっとぼけたなAI君。Googleにしてんみれば、「殺人もポアだからOK」は何だかの規制がかかるのだろう。
じゃあ、これならばどうだ?
ヴァジラヤーナの決意(クリックすると音声)。
http://www.bekkoame.ne.jp/i/sinzinrui/doc/vajra.htm
「ポワとはすべての魂を高い世界へ移し変えることのできる儀式」「徹底的に悪趣をポワするぞ」「悪趣を一人でも二人でもポワするぞ ポワすることこそが救済である ポワすることこそが最高の功徳である」「救済を成し遂げるためには手段を選ばないぞ」「わたしの功徳によって、すべての魂がポワされますように」
ヴァジラヤーナの決意。ご存じの方はご存知のとおり、モロである。しかもオンパレード。こいつはどう「要約」したって連呼するしかあるまい。
NotebookLMの「要約」はこれ。
ラストの「well-beingに応用するヒントが何か隠されているかもしれんません」「ちょっと思いを巡らせてみるのも面白いかもしれません」に大笑い。
しかし、こっちが期待していることは一切語らず。普通、日本語では、ポア=殺人を意味するけれど、原稿が「ポア」ではなく教団内用語「ポワ」だったのが失敗だったのか。
セックス教義ならば嬉しそうに喋りまくる

NotebookLM音声機能、どうやら殺人を肯定するようなやばい教義は一切無視するようである。
それじゃあ、これならどうか。
オウムですら「超能力「秘密の開発法」」からこっそり削除した「セックス教義」。これならちゃんと答えてくれるのではないか。麻原尊師も実践している「異性との交わりを利用した修行法」を要約してもらおうではないか。
超能力「秘密の開発法」 麻原彰晃:著 大和出版 1986年3月25日 初版
p.166~p.185より引用
3〈幽体離脱〉の超能力開発法(房中術)
http://www.bekkoame.ne.jp/i/sinzinrui/doc/kaihatu.htm
NotebookLMの要約はこれ。
おお、やればできるではないか。やっと本気で要約してくれた。
AIさん「この程度」ならばノープロブレムで答えてくれる。
この「要約男女読み上げ機能」って何に使うの?
様々なビジネス文章を要約して男女が対話形式に読み上げる機能、確かに凄い。しかし、これ、どういうビジネスシーンで使うのだろうか。自分は思いつかなかった。
これ、何に使うんですか?
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