昨日は囲碁・将棋そして麻雀業界にそこそこ大きなニュースが流れてきました。
まずは、もっとも人気がある将棋から。
女流棋士「引退制度」公開
白玲>>>名人の女流将棋
女流棋士の新引退制度について
https://www.shogi.or.jp/news/view.php?id=20260701-004
上記文章内「旧制度」なので、具体的に規定を明文化するとともに、女性にもフリークラスを作ったのでしょう。

リストラ規定を見ると、女流順位戦D級転落が条件になっています。将棋ファンは先刻ご存じでしょうが、「女流順位戦」とはD級C級B級A級と上がり下がりして、A級の優勝者が「白玲(優勝賞金5000万円)ディフェンディングチャンピオン(西山朋佳)」と戦う。いわば白玲戦の予選です。
ちなみに、女流将棋のタイトルの序列は『白玲・清麗・女王・女流王座・女流名人・女流王位・女流王将・倉敷藤花らしいです。おそらく賞金順に並べたのでしょう。知りませんでした。まあ、既に誰もが「白玲>>>名人」と思ってるので心配ないですけど。
将棋名人は最高位に非ず?(タイトルの序列)
この「タイトルの序列」が厄介で、様々な形で「序列」と「現実」に齟齬があります。これは後述の囲碁でも同じでしょう。
藤井聡太棋聖、7連覇!羽生九段の10連覇は意識せずも…「少しでも長く続けたい」 大山康晴十五世名人に並ぶ歴代2位/将棋
https://www.sanspo.com/article/20260702-GU4PLRDLHNPA3PWMSYRWI4QUPY/
棋聖戦も白玲戦も、将棋界の救世主ヒューリック様がスポンサーで、どちらも優勝賞金は5000万円。
そうなると、女性部門同様に、「名人戦よりも貰えるじゃん」という問題が生じます。

実は、読売新聞が十段戦を解体して「竜王戦」を開始したときに、この「タイトル序列」が大きくクローズアップされました。
というのは、読売新聞は意図的に名人戦よりも高い契約金を連盟に支払い、「ウチの竜王戦が名人戦よりも格上」とお願いしているのです。
それを将棋連盟も了承しており、実は、名人よりも竜王の方が序列上位、格上なのです。しかし、いつの間にか有耶無耶になっています(笑)。
どう考えても、将棋連盟は明らかに名人を格上に扱ってますよね。もっとも棋聖戦に関しては、序列問題は「名人戦の下で良いよ」て決めたようです。
2026年度も「真の賞金ランキング2位」は女性?
今年も高額のお金がもらえる名人・竜王・棋聖が同じ人(藤井聡太)の可能性が高いので、5000万円以上稼げる男が出ない可能性が高い。そうなると、今年も「本当の賞金ランキング第二位」は女性になります。2025年度の女性賞金王の西山朋佳は男女合わせても2位。しかしランキングを見てもどこにも名前がない。
藤井聡太が賞金額高いタイトル全部取ってる限り、この現象は続くでしょう。賞金ランキング、もう男女混ぜちゃえよ。
院生114連勝の怪物・福岡航太朗七段、20歳6か月最年少で本因坊に
福岡航太朗七段が七大タイトル初獲得、最年少記録で本因坊に 囲碁・本因坊戦最終第5局/産経新聞 2026/7/1
https://www.sankei.com/article/20260701-NWAJW5KZDZONPMJZYULON4EVX4/

ニュースター誕生! 囲碁最高峰の本因坊に20歳で七段の青年が!!
この福岡航太朗七段、何せ院生(将棋で言う奨励会)時代に脅威の114連勝を記録した化け物レベルの棋士です。
だけど、本因坊戦っで、毎日新聞がお金出せないので縮小したので、既にローカルタイトルになっちゃったかも…
将棋同様に、囲碁にもタイトルの序列があります。現在の序列は『棋聖・名人・本因坊・王座・天元・碁聖・十段』だそうです。
本因坊が最高峰でなくても、名人が最高峰じゃないの? 実は、上記の将棋竜王戦と同じことを読売新聞がやったんです。もっとも囲碁の世界ではどれくらい有耶無耶にしてるのかは知りませんが。
それはともかく、福岡航太朗七段は竜星戦でも無敗16連勝を記録する怪物の初戴冠。経営危機の日本棋院は、うまいこと化け物ぶりをアピールして宣伝して下さい。
ちなみに今日のタイトル「院生114連勝」、大アピールポイントでしょう。
麻雀は賭け事ではありません
麻雀業界は、「麻雀=賭け麻雀」のイメージを払拭したがってるように見えます。
このニュースが麻雀業界で話題になってました。

学習目的の麻雀施設「許可不要」の判断 警察庁、ガイドライン踏まえ/朝日新聞2026年6月30日
https://www.asahi.com/articles/ASV6Z23PWV6ZUTIL02XM.html
『学習などを目的とする麻雀(マージャン)施設の営業について、警察庁は、一定の要件を満たせば「風俗営業法の許可は不要」との判断を示す通達を全国の警察に出す方針を固めた。』
実際にマージャンはイメージアップに見事に成功しているようです。かっこいいユニフォームや若い女性プロの積極的活用で、「大学生の暇つぶし」「賭け」「ヤー様の世界」の背中が煤けたイメージから、良い子も楽しめる「頭脳スポーツ」へと変貌を遂げつつあります。
将棋界も「中高年狩り」「オッサン追放令」に成功し、将棋イベントが開催されると女性が続々やってきます。キーはおそらく「イメチェン」「中高年男性排除」だと思う。
倒産危機の囲碁業界も、将棋や麻雀を見習って頑張れ頑張れ。



コメント
私の通っている麻雀道場では女性が多いです。女性のための麻雀教室を開講しているのが原因と思います。
女性が増えるとオッサンが消えるので、将棋囲碁以上にイメージがオッサン臭い麻雀は、効果てきめんだったのでしょうか。
王位戦で藤井聡太が歴史的な悪構想で惨敗したそうです。野球やサッカーなら話題になるところと思いますが将棋だからな…。
王位戦第1局でしょうか。まとめ動画で見てみました。そこそこ「よくある形」に思えましたが、確かに普通は先手が玉の固さを活かしてズタボロにするイメージです。伊藤匠、うまかったです。