「反動政権、排外主義に反対する運動について」が書かなかったこと

今、日本共産党ウオッチャー界隈では、本日の赤旗に掲載された「反動政権、排外主義に反対する運動について」の話題でもちっきりである。田村・志位・小池が相次いでXに投稿しており、多くの人は「日本共産党の『しばき隊絶縁宣言』」「鍋倉雅之・家登みろく批判」のように取られているようだ。
しかし、私はこの論文をもって、日本共産党が「高市総理射的ゲーム」「無数に行われた参政党に対する選挙妨害」を反省したと考えるのは早計だと思う。以下、理由を説明する。
この論文には「暴力行為を連想させるようなパーフォーマンス」を「党として許容することはできません」と書いてある。参政党への執拗な選挙妨害は「暴力行為を連想させるようなパーフォーマンス」とは言い難い。誰もが「高市総理射殺ゲーム」を想像するだろう。

しかし、この論文は「高市総理射的ゲーム」「高市早苗さん殺人予告」とは一言も書いてない。一般論として「暴力行為を連想させるようなパーフォーマンス」をしてはいけないと書いてあるだけである。オウマーが昔やってた「カニ料理食べながら傘つんつん」や憲法記念日恒例の「赤報隊顕彰」も「暴力行為を連想させるようなパーフォーマンス」である。まあ、赤報隊顕彰に参加する日本共産党員はいないだろうけど。
高市よ、お前も安倍さんのようになりたいのか

高市さん射的ゲームは、安倍晋三さんが殺された国葬会場で行われた「安倍晋三射殺ゲーム」を引き継いだものであることは誰の目にも明らかだ。
すなわち、「高市よ、お前も安倍さんのように殺してやる」というデモンストレーションである。「山上徹也に続け」以外に解釈しようがない。
そういう世論を作ったという意味で、安倍さんが殺害された以降に「ズブズブ報道」を始めた「反カルト・脱カルト・壺バスターズ」などと呼ばれる連中も、道義的責任を感じて欲しい問題だ。相手が朝日新聞だったらカリカリ怒るくせに、高市さんだったら知らん顔では、「やっぱり第二のヤマガミを期待している」と言わざるをえない。
高市総理に謝罪してこそ真の反省

「党として今回の高市早苗総理の射的ゲームを心から反省している」というのならば、何よりも「『安倍さんの次は高市総理を殺す』と言わんばかりのパフォーマンスで総理にご迷惑をおかけしました」くらい言うべきではないのか。
暴力的パフォーマンス全体が問題になっているのではない。ヤマガミを礼賛し第二のヤマガミを期待する「高市総理殺人ゲーム」が問題になっているのだ。
「参政党選挙妨害は行き過ぎ」とも言ってない

参政党への選挙妨害に関しても「毎回のように行われる参政党選挙演説への妨害行為は明らかに行きすぎだ」とは一言も書いていない。
それどころか、排外主義者を孤立させるために『どういう運動のあり方がふさわしいのか』を運動に参加する人たちで討議しましょうと言っているに過ぎない。討議した結果「今まで通りで良い」となれば、今後もやるかもしれないではないか。
日本共産党の「反省したふり」を鵜呑みにしてはいけない。もう少し様子を見るべきである。



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