【将棋】西山朋佳よりも収入貢献知名度が桁違いに低い獺ヶ口が上座なの?

将棋・囲碁
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大広間の真ん中の対局ゆえに起きた席次の間違い…駒並べの前に「引っ越し」を終え、盤上は対抗形の将棋<6組・獺ヶ口笑保人四段-西山朋佳女流二冠>
https://www.yomiuri.co.jp/igoshougi/ryuoh/blog/20260106-SYT8T7496245/

 将棋界に限らず日本では「偉い人」が上座に座る風習がある。入口から遠い席が上座という謎のビジネスマナー。床の間に壺があるようなところではその後ろが偉い人。
 しかし、将棋の対局だと、便所に駆け込む際に入口に近い方が便利。下座が有利な筈だ… いや、そういうことを言ってるんじゃない。

  西山朋佳(有名)女流二冠じゃなくて獺ヶ口おそがぐち笑保人えほと(誰も読めない)四段が上座なの?

だって、実力は僅差だけど、あとは全部西山が桁違いに上。特にプロの最大評価たる賞金獲得額でおそらく10倍近く差がある。

西山朋佳読めない四段
収入5000万+α。営業等も多い何百万レベル(詳細不明)
実力(男換算)三段四段
プロ歴4年+α(2011より奨励会員女流棋戦参加可)1年3ヶ月
将棋界への貢献豊島・伊藤匠以上殆どない
知名度一般人も知ってる将棋ファンも読めない

  若き日の羽生善治がどんどんタイトルを取るので、23歳で四冠の羽生善治(当時)が、突撃名人中原誠に対し上座に座ったら、どうのこうのになったらしい。
 また、谷川浩司が名人位についてた時、とある対局で加藤一二三九段が上座に座っているのを見て「私の座る場所がない」といって怒ったことがある。(以上【上座下座問題】羽生善治の3回連続上座奪取事件を解説(ブラジルから王手飛車取り)より。)
 しかし、昭和の昔昔その昔、デパートの将棋祭り公開対局で、その加藤一二三(だったと思う、違ってたらごめん)と花村元司の公開対局があった際に、加藤一二三は花村元司に上座を譲ろうとしていた。しかも花村元司も加藤一二三に上座を譲ろうとした。
 接待食事の会計伝票の奪い合いのような話になり、さてどっちが上座だったか。デパートの公開対局なのに上座下座があるのも凄いけど、昭和の方が人間臭いことは確かだ。

 上座・下座って、実質的に「便所への距離」以外は、どっちが駒箱を開けて王将を持つか(将棋には王将と玉将があり、格下が玉を持つ)以外に意味はほとんどない。
 そもそもビジネス上の社交辞令の意味合いが強い反近代的制度「上座・下座」を実力主義の将棋に持ち込むから、上記のようなトラブルが起きるのだ。格式・年齢では「突撃>羽生」でも実力は羽生。しかも突撃だぞ突撃。
 ま、とはいえ、この種のセコーイ話はサラリーマン経験者は誰もが経験していると思う。サラリーマンの世界は並び順が命。自分も散々やってきた。
 「勝った人が偉い」だけな筈のの将棋の世界も、所詮はサラリーマン社会と何も変わりないだけ。誰だって「そんなもん」さ。

コメント

  1. 松田圭市 より:

    羽生善治の対談本に『簡単に、単純に考える』というのがありましたが、将棋は実力主義の公明正大な世界とかつては謳っていたようですが…。

    • sinzinrui より:

      あんまり単純な社会には見えません。偉い人・強い人にとっては単純なのかもしれません。
      単純ではないけど、閉鎖的というのか。

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