
横浜の「ミニミニ水族館」
いつだったか、横浜市に「ミニミニ水族館」が存在することをネット上で知った。
子供が遊びに来てる写真もアップされており、確かに存在するようだ。
場所を調べると、三ツ境というところから20分以上歩くようだ。
三ツ境駅。そもそも読めない。みつはし? ロリ妻DV? いや、橋ではなく境である。「みつきょう」と読むのか。

日本に「富士見」「富士見台」はいくつあるのか
現地でGoogleってみたら、バスに乗って三ツ境小学校駅で降りて徒歩6分。バスに乗ると「富士見台」を通り過ぎて小学校前にたどり着く。それにしても日本にはいくつ「富士見」「富士見台」があるのか。チャッピーに聞いたら「全国には数十箇所あります。」だって。

さて、ここからはGoogleのナビ。これがうまく誘導できた例がない。矢印どおり進むと、6分だったものが7分になる。もっとも、それで逆方向に歩いてることが分かる。二度と同じ道を歩けないようなクネクネの民家街をナビ通り歩く。
途中に橋と川があり「おそらくこの川が関連してるな」と勘が働く。ナビの「残り1分」がまた2分になったので、逆方向に歩く。案の定川沿いだな。川沿いを歩くと、ナビが「到着しました」。しかし、そんなもんはどこを探しても存在しない。

おそらく、商売にならないので店を畳んだのか。川沿いならばシチュ的にありそうな気がするけれど、見当たらない。変なのは「跡地」の形跡すらない。そもそも、この近くに人間は、私と草むしりしている爺さんしかいない。
和泉川ミニミニ水族館は個人宅の庭

おかしいなと思って川沿いの民家を確認する。すると、手書きの張り紙が。よく見ると「和泉川ミニミニ水族館」と書いてある。なんと、普通の民家の狭い庭が「ミニミニ水族館」だったのだ。
中に入る。水槽にアブラハヤ・オイカワが泳いでいる。おそらく前にある川で泳いでいたのだろう。しばらく魚をみていると、川沿いで草むしりしていた爺さんが「ようこそ」と中に入ってきた。あの爺さん(多分70歳~80歳)が水族館の館長さんだったのだ。おそらく爺さんは草むしりではなく、和泉川周辺の生物観察をしていたのだろう。
瀬谷環境ネットと干からびた和泉川

この爺さん、どうやら只者ではない。相当な研究家らしく、瀬谷環境ネットで活動し、タウンニュースに瀬谷(この近辺)の生物に関するコラムを長く連載している。
爺さんはまもなく投開票の横浜市長選に関し、どの候補も環境保護を言うが、実際にやってくれるのかと語る。そして、現在の異常気象で、和泉川には水がない状態で魚が育たない。ここにいる稚魚は、川に水が戻ったら川に返してあげようと思っていると。
水槽には、まさに「稚魚」が元気に泳いでいた。

実際に川を見てみると、ちょうど水族館の辺りで水が途絶えている。これでは魚は無理である。
日本一小さな水族館のお友達紹介
肝心の「小さな水族館」のご紹介を忘れていた。
あと、和泉川ミニミニ水族館は入場無料。ただし、「館長の自宅」と思われますので、失礼のないようにお願いします。
自分の知っっている限り、研究などを含めて中身がちゃんとしている水族館の中で、ここが日本最小だと思う。
おそらくあの爺さんも、私みたいに定年退職して余生を過ごしているのかもしれない。現役時代は何をやってた人だろう。妙に風格ある「いかにも」な、いい味すぎる爺さんだった。

同じ道を辿って帰るのは困難に近い。GOでタクシーを呼んで帰ることにする。



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