『「信教の自由と宗教の未来」ー家庭連合解散問題を通して考える、国家と宗教の関係』に参加した

オウム真理教・破壊的カルト
オウム真理教・破壊的カルト

解散直前の家庭連合が開催するシンポジウム

 「死刑」寸前なのに、随分と能天気だな。それにしても、破壊的カルトと呼ばれる宗教は、どこに行っても「善人」「いい人」の集まりだ。逆側の「脱カルト」「反カルト」が嫌な奴揃いだけに、余計にそう感じてしまう。

 昨日11月1日、静岡の家庭連合静岡家庭協会で開催されたシンポジウム『信教の自由と宗教の未来ー家庭連合解散問題を通して考える、国家と宗教の関係』に参加した。どうやら、一般人参加者は私一人に近かったようだ。

家庭連合静岡家庭協会は3階建て、イベントは食口で超満員

 教会は駅から数分。「これは間違えない」って場所にある。静岡駅(松坂屋がある方)を右に行って、SUZUYOの看板の道(道路の向こう側)に入って、神社の逆側を曲がれば看板があるので分かる。
 建物は3階建。教会内でも大きな支部ではないのか。

 1時半少し過ぎに教会に入る。私が一般人(?)と知って、親切に案内してくれる。2Fの受付で名前を書く。正直に本名を書いたので、今頃ネットで「正体」を知って、とんでもない男を入れてしまったと慌てているだろう。
 参加者名簿は沼津とあと2個所(浜松と静岡だったと思う)の3個所に分かれており、各支部で動員してるのか、入りきれないレベルの超満員。実際に「もう入れません」と叫んでいた。
 椅子は(7+5)×7列くらいが前段・後段にあり、150名は入ってたと思う。会場は教会の3F。正面左に「お父様とお母様」の御真影、正面がスライド展示で右にイベントの垂れ幕。右横の壁に花を持つ女性の写真があり、韓鶴子総裁しかありえないけれど、あんまり似てなかった。
 ただ、全員が私と同じくらいの年齢の中高年で、「宗教2世」思しきは皆無だった、

拉致監禁・強制棄教のパネル展示

 「普通の人」と勘違いしたようで、「お飲み物をお持ちしましょうか」と大変に丁寧。それにしても、無名なのは良し悪しだ。
 更に「是非パネルを紹介させて欲しい」とお話があった。会場の後ろには十数枚のパネルが貼ってある。いわゆる「拉致監禁・強制棄教」に関する説明だ。最初は後藤徹氏の事例。街頭ビラやネットで見かけるやせ衰えた写真。そして全国弁連や「脱会屋」の手口、棄教させる手口、拉致監禁マニュアルなどを説明してくれた。
 ただ、ずっと思ってたことだけど、拉致監禁された食口以上に、家庭連合そのものが生死を彷徨っているのに、教団は一貫して拉致監禁問題を取り上げている。窮地に落ちた原因が巨額の「万物復帰」にあり、金額が異常で家庭崩壊が起きてることであるのに、「コンプライアンス宣言しました」の一言で終わらせている。
 私は宗教法人法に基づく解散に反対だし、そもそも、安倍さんが殺されて加害者の某を勇気づけるように「宗教2世」「ズブズブ」報道を続けること自体が論外だと思っている。しかし悲しいかな、今の情勢では、拉致監禁で全国弁連が食口を殺してたとしても、解散の可否には何も影響がないのだ。

3人の講演者とも、かなりぶっ飛んでた

 説明の途中で司会者が挨拶を始める。開催の挨拶のあと、3人の講演者が20分ずつ話をする。
 まずは臨済宗の水田真道氏。ギャグのつもりだろうけれど「Youtubeのフォロワーが少ないのでフォローしてくれ」が少ししつこい。内容は家庭連合の「精算に係る指針(指定宗教法人の清算に係る指針検討会)」の内容がやばすぎる。管財人が何でも財産処分をできるので、祭壇も対象になりうる。信教の自由を侵害している。そりゃそうだ。そもそも解散請求が間違ってるのだ。

 2人めのキリスト教代表中川晴久氏。Youtube「中川チャンネル」の主催者。多分、何回か見ている。この人がもっとも正常に感じた。「宗教ヘイト」「解散請求」という大きな問題に直面している中でこそ、自分たちが何をやりたかったのかに立ち返ってほしい。「宗教の統一」「家庭の平和」ではないのか。その使命を思い出せば、解散請求や宗教ヘイトは小さくなる…って趣旨だと思う。

 3人めのイスラム代表のフマユン・A・ムガール氏も相当にぶっ飛んでいた。赤いマフラーを首にかけて猪木スタイル(猪木と40年の付き合いだそうだ)で登場。「元気ですかー」で始まって、最後は「1.2.3、ダーッ!」で修了。神様を信じていることの重要性を解き、イスラム教のお祈りパフォーマンスを行い、今の祈りにしろ坊主のお教にしろ、魂の響きを感じないか…おそらくそういう趣旨だと思う。

シンポジウム、反応が良すぎる食口達

 後半はシンポジウム。3人の濃いキャラに静岡教会の教会長である軽部将司さんが加わって、更に司会者が運行する。
 軽部さんは1993年に大学1年生で入信し…と、かなり文章が長くなってきたので、以下は私の感想を交えて端折ることにする。
 ムガール氏が「献金額が多いからってやめろ」とは言えない旨を発言し、水田真道氏も「壺と塔婆とどう違うのか」と発言している。そりゃまあ、金持ちが天国に入るのはラクダが針の穴を通るよりも難しい宗教の世界。しかし、株と宗教は余裕資金で運用しなければ家庭が崩壊する
 ママガミが万物復帰をしすぎて、ママガミのガキが許しがたいことをしたから、教団が窮地に落ちてるのだ。教義がどうであれ、宗教団体は生活資金に手を出さないように指導しなければ困るのだ。

 観客の反応が妙に良すぎるのも気になった。拍手すべきところで大拍手、笑うべきところで笑い。講演者もやりやすかっただろう。これが破壊的カルトのマインドコントロールテクニック「愛のシャワー」なのか。自分には、味方に飢えているように感じた。
 とはいえ、運命の日が来年1月と言われているのに、「文先生が「世界の宗教の教義の8割が同じことを言ってる」」とか、随分と能天気に感じた。

 最後に司会者が「もう一度やりましょう!」と叫ぶと、会場から一斉に大拍手が起きた。
 しかし、来年2月以降、開催できるのだろうか。

あの人達が夜の盛り場で私につきまとってきたのか

 「イベントは皆様方の献金で運営されている」と説明が。書類の中にちゃっかり封筒が入っている。私も1000円を神の陣営に復帰して、会場を去ることにする。
 帰り道で、2人のオバサンが私に声をかける。イベントは面白かったかとか、名刺はもらえないか(無職なので持ってないけど、持ってた時代でも流石に渡しません)とか聞いてきた。
 そうだ。これが統一教会だ。私くらいの年代にとって、統一教会は壺・多宝塔ではない。パネル説明をしてくれた男性食口が言う「親泣かせの原理運動」であり、夜の盛り場や大学校門前でのストーキングカンパや勧誘である。

 そう思えば、年齢的に考えて、今日の参加者の多くは、「原理研」で夜な夜なカンパを行い、「どこの馬の骨だか分からない韓国人と結婚させられる」恐怖の合同結婚式に参加して、親を泣かせて現在に至ったのかもしれない。
 折角教会内で食口に囲まれたのだから、もっといろいろ質問すればよかった。

コメント

  1. 円了さん より:

    早稲田祭のアーチャリーのイベントではお見かけしませんでしたが、行かなかったんですか?

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