あすけんよりもChatGPTの方がカロリー計算もアドバイスも上では?
先日、カロリー制限を忘れて、少々マニアックな中華料理を買って夕飯にした。写真のとおり豪華な食事である。


たまにはいいさ、たまにはね。
ただ、こういう食事をしてしまうと困ったことがある。それは、カロリー制限以前に、我らがダイエットソフト「あすけん」には、こんなマニアックな中華料理のカロリー数なんて登録されてない。要するに、そもそもカロリー計算ができないのだ。
しかし、「あいつ」なら計算できるのではないか。
ChatGPTさんに写真をアップして、カロリー計算してくれと頼んだら、やってくれるのではないか。
結果はこうだった。
玄米(または雑穀米)の小おにぎり × 2 40 g × 2 = 80 g 165 kcal 約 130 kcal 湯葉巻き煮(中に野菜ときのこ類)× 2 55 g × 2 = 110 g 160 kcal 約 175 kcal 蒸し生春巻き(エビ&野菜)× 1 65 g 150 kcal 約 100 kcal 焼売(豚肉)× 2 25 g × 2 = 50 g 200 kcal 約 100 kcal 彩りサラダ(レタス・紫キャベツ・人参・香菜+オイル系ドレッシング小さじ2) 90 g 30 kcal(野菜)+100 kcal(ドレッシング) 約 60 kcal 合計 → およそ 565 kcal~620 kcal

「玄米のおにぎり」ではなく、お米の中には肉が入っていた。湯葉の中はエビだし、春巻き状の2本の物質の中身は肉。さすがのChatGPTも透視能力はなかったようだ。しかし「湯葉」まで当てているのだから、悪い気はしなかった。
実は、「あすけん」にも同様な「写真からカロリー計算する機能」がある。しかし、あまりのボロさで呆れることが多い。
ひょっとしたら、「あすけん」よりも「ChatGPT」の方がカロリー計算も上ではないのか。いや、「写真からのカロリー計算」だけではない。これを毎日繰り返して、月ごとの集計(もちろん自動的にやってくれるだろう)も表やグラフでド派手にやってくれる。
人間さんの栄養指導なんて論外なのは分かってる。あすけんの方が全てにおいて上に決まってる。しかし、健康の守護神・無敵のあすけんのお姉さんですら、生成AIさんの天才ぶりには尻尾を巻いて逃げ出すのではないか。
あすけんとChatGPT 4o、実力の差は歴然

ある食事を両方に「写真判定」させてみたら、あまりの実力差に歴然としてしまった。
評価させたのはこの定食。ごはんの隣の肉状の物質に両者とも苦しみそうだ。
この写真を見せて、これが何であって何キロカロリーか、あすけんのお姉さんとChatGPTに聞いてみた。
あすけん

ChatGPT
| 構成 | 写真からの分量めやす | 参考カロリー/100 g | 推定カロリー |
|---|---|---|---|
| ご飯(ふりかけ付き) | 茶碗軽め1杯=150 g前後 | 156 kcal | 約 235 kcal |
| ふりかけ | 5 g | 400 kcal | 約 20 kcal |
| 豚肉とケチャップ野菜の炒め物‐ 豚ロース薄切り 80 g‐ 玉ねぎほか野菜 60 g‐ ケチャップ 20 g‐ サラダ油 小さじ1 | 合計 160 g | ・豚肉 242 kcal・野菜 40 kcal・ケチャップ 120 kcal・油 900 kcal | 約 280 kcal |
| 副菜① 青菜・人参の和え物 | 30 g | 40 kcal | 約 12 kcal |
| 副菜② じゃがいも&玉ねぎソテー | 40 g | 90 kcal | 約 35 kcal |
| 付け合わせレタス | 10 g | 15 kcal | 約 1 kcal |
| 味噌汁(わかめ・ねぎ) | 150 ml | 25 kcal | 約 35 kcal |
ChatGPTさんの圧勝である。彼は料理の原材料まで(おそらく)正確に表示している。また、ご飯の量も正確な上に、ふりかけまで計測している。もっとも、この肉は鶏肉だったので、そこはあすけんの勝ちとも言える。ただ、皿の中のじゃがいもを見落としてること、鶏肉が2回出てきてること、ありもしない「海藻サラダ」が痛すぎる。
それに、ChatGPTさんの方は「これ、鶏肉ですよ」と書けばすぐに修正してくれる。
第二ラウンドは「かた焼きそば(皿うどん)」

ただ、たった1回の勝負で「ChatGPTの勝ち」とするのはちょっと酷だ。鶏肉を見事に当てたのはあすけんのお姉さんの方。もう一回やってもらおう。
今度の食事はこれ。いわゆる「かた焼きそば」「さらうどん」と呼ばれる食い物。
隣の小皿をどう解釈するかも、両者の腕の見せどころである。
両者の回答はこうだった。
あすけん

ChatGPT
主菜:かた焼きそば(あんかけ+具材)
- かた焼きそば(揚げ中華麺):約300 kcal
- あん(野菜・豚肉・エビ・うずら卵等):約200 kcal
- 紅しょうが(少量):約5 kcal
- ゆで卵(半分):約40 kcal
- からし(添え):約5 kcal
小計:約550 kcal
副菜①:春巻き(1本)
- 約100 kcal
副菜②:ごぼうサラダ(にんじん入り、マヨネーズ和え)
- 約70 kcal
合計カロリー(概算)
約720 kcal
これはあまりの大差。ChatGPTの圧勝である。まず、あすけんは「生卵」が入ってると。半分に切れるかアホ。また、単なる辛子の塊を「菜の花の辛子和え」であると。焼きそばの野菜をそう解釈したのだろう。一方、ChatGPTさんは卵を半分に切って40Kcalであることまで当てている。春巻きのカロリーも大きさを考慮して計算。あまりの差に歴然てある。
あすけんのお姉さんは「量」が計算できない

もう一戦やってもらおう。
今度の食事にも三角春巻きが入っている。余ってるのか。ここは一つ、あすけんのお姉さんの捲土重来を期待したいところだが…
しかし、勝負の世界はあまりに厳しい。ChatGPTは心に余裕ができたのか「いずれも家庭的な量と標準的な味付けを想定しています。外食や学食ではやや油が多めなこともあるので、+50 kcal程度を見込んでおいても良いかもしれません。」と余裕の表情を見せてくれた。それにしても、これが「学食」であることまで見破るとは!
あすけん

ChatGPT
主食:白ごはん(小盛り)+ふりかけ
- 白ごはん:約150g(お茶碗小盛り1杯分):約250 kcal
- ふりかけ(少量):約10 kcal
小計:約260 kcal
主菜:鶏の唐揚げ甘酢あん(にんじん・たまねぎ入り)
- 唐揚げ1枚+野菜あん:約200 kcal
副菜①:ごぼうとにんじんのサラダ(マヨネーズ和え)
- 約70 kcal
副菜②:かぼちゃの煮物(小サイズ)
- 約40 kcal
副菜③:グリーンサラダ(ドレッシングあり)
- 約30 kcal
汁物:みそ汁(具なしまたは少量)
- 約30 kcal
合計カロリー(概算)
約630 kcal
あすけんAIの検索結果を見てて、彼女には「計量」という能力が乏しいことが分かった。卵があれば半分に切ってあっても80Kcal計算してしまう。
というのか、もうChatGPTとの連携機能を作ればいいじゃん。
何せあすけんには、あすけんのお姉さんがついている。これだけはChatGPTにも負けてない… あ、ChatGPTにカロリーを聞く前に「優しいお姉さんの画像を出してください」「優しいお姉さんの口調にしてください」って注文すれば、あすけんのお姉さんもchatGPTのお姉さんに完敗するか。とほほ。



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