一部マニア注目の「チームみらい」

サラリーマンをやめてもあんまり生活のリズムが変わらない。「一仕事」終えて武蔵小杉の飲み屋に向かうと「河合」の文字が見える。
「河合ゆうすけが来てるの?」そう思って選挙音が聞こえる方に向かったら、河合みちおという参院選神奈川県選挙区でチームみらいかが出馬している35歳の候補者だった。悲しいかな、現状では「若者」ということになってしまうのだろう。
ご存知のように、新興政党関係は参政党及び参政党叩きの毒っ気に当てられて、石丸伸二すら埋没している状態。京都の橋下徹・村山祥栄が維新の比例区から出馬していることなど話題にすらならない。もちろん、河合みちおも落確だ。
対立を煽らずテクノロジーによる未来を語る
しかし、チームみらいの河合候補、そんなに悪くはない。「対立を煽ることはしない」と主張し、他党の悪口を言わずに自らの政策を撃たてる姿には好感が持てる。都知事選で少しだけ話題になった安野貴博氏同様に、テクノロジーを活用した未来ビジョンを語る。

どうやって経済成長するのか。少子高齢化による危機を世界に先駆けて日本が経験する。それを彼は憂慮することなく、むしろ楽しみにしているかのようだ。高齢化で足腰が弱い老人が増えても、自動車の自動運転で対応できるのだと。
また「もう一人産みたいけど生活が心配」の声に答えるべく、収入に按分した子育て減税を実施するとともに、母子手帳をデジタル化して、母親への各種通知も簡便にする。福祉サービスも、そもそも「サービスを知らない」ケースが多いのでネット化する。
その他、教育もAI化していけば各生徒に合わせた指針を作成できる…
他の候補者とマスコミが馬鹿すぎるから目立ってるだけ
もっとも最後に語った「研究者への(金銭的な)支援」だけはAI化できないようだった。人文社会系の研究者、AIがあれば要らないかもしれないのに。
私は演説を聞いていてダレてきたので、「今だって相当に世の中はAI化してるんだぞ。こんなクソ長い演説なんか長々聞かないで、家でこのYoutuber動画をAIに要約させれば、演説も動画も長々と見る必要なんか全然ないんだよ」と思った。
感想は、安野貴博の都知事選演説を聞いたときと同じ。母子手帳や福祉サービスのデジタル化などのデジタル化・AI化は、誰が総理大臣になっても必然的にそうなる。「紙の保険証を守れ」とか言ってる政治家やマスコミの頭がどうかしてるだけ。「対立を煽らない」チームみらいは、老人を切り捨てるのには効果があるけれど、数年後の日本そして世界の姿を描いたに過ぎない。
第二の「成田悠輔」「堀江貴文」がいれば化けるかも

たまたま見ていたテレビのワイドショーで、「給付か減税か」「裏金」を争点と紹介しているのに長嶋一茂が疑問を呈し「6年後にはドローンや無人自動車が走ってるのに、そういう議論をしないでいいのか」と語っていた。全くその通りで、そのマスコミや候補者は突如と「給付でなく現金」を忘れて、いつの間にやら狂ったように参政党叩きをおっぱじめた。
そういう意味で、チームみらいは一種の馬鹿啓蒙マシーンとしては機能する。しかし、政治家としてムーブメントを起こすには、今ひとつ毒っ気が足りない。社会のAI化、当たり前なのだ。
この政党に「集団自決の成田悠輔さん」や「ほりえもん」みたいなのがいれば、マスコミも叩くだろうけど、浮上するかもしれない。



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