東京足立区「オウム真理教パネル展」に行ってきた

オウム真理教・破壊的カルト
オウム真理教・破壊的カルト

子どもたちに「地下鉄サリン」「オウム真理教」を伝えよう

 西新井。ここで降りるのは初めてだと思う。というのか、足立区に来た記憶がほとんどない。
 足立区出身のビートたけしが、自らの故郷を「東京のチベット」と呼んでいた。足立区の入谷にオウム真理教が土地を購入し移り住んできたのは2010年頃。千歳烏山同様に、足立区でも定期的にオウム真理教追い出し運動が展開されている。
 今回行われるオウム真理教パネル展の趣旨は、子どもたちにオウム真理教の恐ろしさを伝えることにあるようだ。実際に見に行けば分かるけど、会場のギャラクシティーは昔で言う「児童会館」。平日にもかかわらず、小学生の集団や親子連れでいっぱい。その小学生を対象に、地下鉄サリン事件はどんなものだったか伝えることが目的のようだ。

会場のギャラクシティーは良い子でいっぱい

 会場のギャラクシティー。この名前が出てくると、ハリーレイスのテーマ曲が脳内で流れてきたあなたはプロレスファン。しかし、あれは「ギャラクシーエキスプレス」。「ティー」は要らない。
 場所は分かりやすそうで分かりにくい。西新井駅を降りて真っ直ぐ(微妙に右)行くと、みずほ銀行がある(写真上)。みずほ銀行沿いに右に進んで、みずほ銀行の建物が切れたところで左に曲がる(写真下)。すると左側にガード(下写真中央の黒い部分)があるので、そこをくぐれば大丈夫。右側にそれらしき施設が見えてくる。

 施設に入ると良い子だらけで、パネル展がどこでやってるのか分からない。確か少し左だったか、隣の施設に行くドアがあって、2つの施設の間に「渡り廊下走り隊」があり、出たドアから見て少し左側。まあ、渡り廊下まで行けばさすがに分かります。

会場は撮影禁止、ものものしい警備が2人

 パネルは5コーナーに分かれている。事件前のオウム・サリン事件・強制捜査・その後の上九一色・住民反対運動で、サリンのパネルは10枚以上あって、あとは四~五枚…だったと思う。申し訳ない。実はパネル枚数のメモ書きと、裏にメモ書きしたアンケート用紙をなくしてしまった。しっかりリュックにしまったつもりなので、中から飛び出すとも思えないのだが。
 そのアンケート用紙が、今回の趣旨を代弁していた。明らかに「サリンを知らない人」相手に、「驚いたのはどれですか」とか、啓発に徹した内容になっている。

 会場は撮影禁止。もっとも、撮影したい人は私だけかもしれない。看板を撮るふりしてパネルを盗撮したのを置いておきます。それと、「いかにも警戒しています」「何かあるかもしれません」と言わんばかりのものものしい警備が2人。たかだかパネル展ごときで、オウム真理教の秘密部隊が良い子をポアしになんか来ないって。

 で、肝心の良い子だけど、あんまり見てませんでした。お母さんが子どもを連れて見に来てる感じで、お母さんの横にいる良い子はあんまり興味がなさそうです。
 この企画、アンケートの内容からして、「良い子への啓発」と思われます。しかし展示は大人向けで、漢字バリバリ。子供が飛びつく作りではない。
 もっとも、風化阻止としては機能してるだろうし、オウム真理教の主要施設を抱えている足立区にしてみれば、当然の企画ともいえる。

侵略戦争も地下鉄サリンも、二度と起きようがない。

 これを見に行った今日はまさに8.15。マスコミは政府批判、右翼は靖国神社でカーニバル。
 オウムも終戦も、「あの人達」は「二度と起こしてはならない」「起こさせてはならない」と力み変える。しかし、中国ロシアの軍事大国に囲まれた日本が「無謀な侵略戦争」する可能性は綺麗にゼロ。時代は変わった。戦後80年、日本が戦争に巻き込まれる可能性は、中国ロシア北朝鮮からの侵略戦争だけである。

 一方、創価学会どころか葬式仏教も衰退してる今、カルト宗教が再び武装化する可能性もゼロに近い。
 しかしサリンの方は戦争ほどに「ゼロ%」ではない。宗教団体というオワコンなプラットフォームではなく、財務省解体や反ワクチンなど、疑似社会科学・疑似自然科学的見せ方が主流になっている。
 日本の侵略戦争可能性は完全にゼロだけど、河野太郎や財務省役人がポアされる可能性は十分に有り得る。
 風化させないことよりも、時代に取り残されないことや、現在の日本世界情勢に相応しい対応をすることのほうが遥かに重要なのだ

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