マスコミが作った「悪魔」のイメージで、マスコミが一儲け

主演映画をマスコミが大絶賛。現在絶好調のアーチャリー正大師の2冊めの著作。もっとも、かつて雑誌「創」に掲載されたものをまとめた本である。
そういえば「創」を読まなくなってから、どれくらい経っただろうか。「人が死ねば「創」が儲かる」な左翼臭プンプンのミニ雑誌。しかし、マスコミ就職が大学生の憧れだった頃に、就活学生をエサにけっこうな金儲けをした印象の出版社だった。
若い世代のマスコミ離れとともに、衰退したということか。
マスコミが作った「悪魔」アーチャリー。しかし今、マスコミが金儲けとして彼女を利用する。貶めるのもマスコミ、スター扱いするのもマスコミ。一粒で2度美味しい。何とも虫通い話だ。
マスコミは持ち上げて落としたり、落としてから持ち上げたり。私はいつもプロレスラーのロードウォリアーズのリフトアップを思い出す。
あくまでもアーチャリー側の言い分
おそらく最初の方は自分も当時読んだと思うが、全く覚えていない。岐部哲也が出所後に車の後を走って追いかけた話とか、すっかり忘れていた。

また、これはアーチャリー側の言い分であり、更に「創」フィルターがかかった話。「これが真実」というわけではない。
例えば、自分の行動を子供である私に被せるのか、その最たる例が「ひかりの輪」だと指摘している部分がある。
『教団で権力を得るためにわたしを利用し、わたしの名を神格化し、教団内に構造的虐待を作った人は当時オウム真理教の中堅幹部』『その人はひかりの輪の幹部となり、自分で発案した監督と参加者を集め開催した「観念崩壊セミターの全責任を、わたしに負わせている』と指摘している(P.12)。
Mって、あのオバサン? あのオバサンは見かけによらずそんなに凄いの? なお、カーリーが7歳の頃に、上祐は竹刀で彼女をボコっていたそうだ(P.12)。
更に大学入学騒動の頃、尊師裁判、初出版「止まった時計」、そして映画の話や鈴木邦男との思い出と続く。
サリンを撒いたカッコいいオウムは味方し、自民党を応援するネトウヨの統一教会は潰す

加害者家族として生きる。それはそれで重要な問題である。
地下鉄サリン事件以降、「被害者」という殺し文句は絶対化し殺し文句と化した。サリンの3年後の酒鬼薔薇君でもそれは適用され、以降しばらく、未成年者が引き起こした殺人事件が起きると、本名や顔写真をネットに晒すことが好例のイベントだった。
しかし、加害者にだって言い分があるしましてや加害者の子供には何も罪はない。「一般化」した議論であれば、それはそれで大事なことだ。
しかし、安倍晋三さんが殺されて、全ての仕掛けがバレてしまった。被害者も加害者も実はどうでも良かったのだ。アベが殺されたからどうでもいい。アベは統一教会のイベントで挨拶している。宗教2世こそが被害者だ。悪いのは韓鶴子だ…
しかし、韓鶴子こそ、母親が食口だったゆえに17歳で文鮮明の3人目の妻にさせられた宗教2世であり、かつ加害者家族である。ヤマガミが殺すべきなのは文鮮明。しかし「真のお父様」は既に死んでいる。
あの事件、加害者は人殺しのやアマガミ。被害者は安倍晋三さんやご家族、そして自民党の皆様。 他に何もない。
アーチャリー正大師は韓鶴子ちゃんをどう思ってるんだろう
一般論として、加害者家族にだって人権があるのは事実だ。
しかし、このカルト業界では、凄まじい政治的バイアスでチョイスされた「被害者」「加害者家族」「宗教2世」が、マスコミや知識人・文化人などの社会的権威によって「善玉」認定される。マスコミの政治的野望によって善悪が決定する。まかり間違っても、マスコミに殺された姉歯秀次さんの奥さん(熱心な仏教徒)なんか被害者にしてもらえまい。

ところで、アーチャリー正大師は、韓鶴子ちゃんをどう思っているのだろうか。間違いなく、あなたを持ち上げてくれるオジサンオバサンとは全く異なる感覚でいるだろう。しかし、その声がマスコミに大きく伝わることはない。
彼女は、マスコミ内左翼の望むような「役割」をこなすしかないのだ。



コメント
もう、昭和の御代から加害者特権めいたものは、あったと思います。
きんきろー立てこもり事件なんか、そんな感じだったかと、思います。
やくざが銃を盗んで温泉旅館立てこもり、言い訳として、やれ在日が生い立ちがと、ラジオで
生中継の時代ですが、やたらと擁護したアカがいましたね。