千歳烏山オウム真理教対策住民協議会
千歳烏山オウム対策住民協議会。ネットでは昔「ちとから」と呼ばれていた。ここにオウム真理教最大の居住地(アジト)があった。オーナーが変人で、貸与を承諾したのだ。現在はひかりの輪のみが千歳烏山に残存している。
信じられない話だけど、ここの機関誌に私が原稿を書いたことがある。その時も今も、古馬さんという人が会を維持している。
51回目の抗議デモと学習会

千歳烏山オウム真理教対策住民協議会では抗議デモを定期的に実施するとともに、同日に講演会を開催する。昨日で51回目。その講演会に久しぶりに参加した。何十年ぶりだろうか。
今日の講師はテレビ朝日報道局デスク清田浩司氏。テレ朝でオウム真理教お賭けてきた人。「オウム報道の “ウラ側“~「メディアの功罪」」と題する講演。
結論から書くと、かなり充実した内容で、学習会としても成功したと思う。
手話通訳付き。しかし政治家ウザ。

時間ギリギリに会場に到着。ちょうど始まったところだった。舞台は左に司会者。真ん中に演壇があって、左右に三人ずつ計6名の報告者。
3割~4割くらいの入り、250名くらいか。50代~70代、私くらいの年齢が中心で、ほぼ全員近隣住民だろう。最近の「カルト界隈」で若者を見ることは殆どない。
以下、講演会を含めて内容がありすぎるので、省略しまくりで書きます。
まずは遺骨引き渡しの裁判の報告。遺骨が教団に渡ると信仰に利用される、次回裁判は12月とのこと。次に抗議デモの報告。182名が参加して抗議文を読み上げた旨を報告。
ここから延々と政治家さんタイム。世田谷区副区長、区議会議長の報告。どつちらも女性だった。次が災害・防犯・オウム問題対策等特別委員会委員長のひえしま進氏。来賓紹介になり、世田谷区区議会議員の石川・川村・シシド・なかじゅう?・田中優子・ひえしま・藤井まな・百野。以上間違ってたら許せ。更に東京都議会より里吉、国会から落合貴之(衆)。都議会・国会議員の選挙区は書かずともお分かりだろう。ちなみに里吉を調べてみたら共産党だった。
最初の2つの報告以外は全く不要。しかし何故か議員さんが「応援」したがるので仕方なくやってるのだろう。まさか挨拶させないわけにもいかない。そのために連中は来るのだから。
河野義行「”30周年だから”で来るな。もう静かに暮らしたい」

前半の報告会を終えて、舞台を作り変えて講演会開始。
清田浩司氏の話は分かりやすくポイントを押さえている。
1995年当時上九にホテルがなく隣村に旅館に泊まっていたが、当時は業界トップのフジテレビはホテルを確保し…なんて話で始まった。以下、一部を簡単に書く(多すぎるから)。
1988.9に田口さんが殺され、1989.2にそれを知っている真島さんが殺されたのは、宗教法人認可を控えているからだった。しかし1989.10にサンデー毎日に「オウム真理教の狂気」が掲載され、初めて社会問題化する。その後に1989.11に坂本弁護士一家「失踪」事件が起きる。その際に下向したアングリマーラが三人を埋めた地図を警察に送ったが、発見されなかった。警察は「坂本弁護士の借金苦」「左翼の内ゲバ」の扱いだった。
上九一色村サティアン建設の際に、竹内精一が「地下室を作っている」と警察に訴える一方、バリケードを作って阻止した。しかし警察は住民側を排除した。
1994年6月の松本サリン事件で、7月に河野義行氏が犯人扱いされた。現在河野氏は東海地区の某所に住んでいる。サリン30周年記念で会いに行ったけれど、「静かに暮らしたい、30周年だからって来ないで下さい」とのことだった。
1995年1月、永岡弘行VX襲撃。警視庁初めてのオウム案件となる。しかしそれを警察は農薬による自殺未遂と判断した。1995年2月の仮谷清志さん拉致で初の本格捜査。しかし、情報が漏洩していたらしい。
そして1995.3にサリン。連日オウム真理教幹部が生放送で出演する。その中で村井秀夫殺害が起きる。
松戸パン工場事件

「松戸パン工場事件」なる耳慣れない事件が紹介される。
2000年~2003年に起きた事件。オウムがバラバラに住民票を出して、うまいことやって松戸にパン工場を作った、住民は退去を要求し16回にわたり「火星人」と交渉した。
結果として1200万円の立ち退き料をオウムに支払って退去することに同意した。しかし松戸市は金を出せるかとなり、住民側で工面したようだ。
会場には高橋シズヱと永岡夫婦が来ていた。質疑応答コーナーで高橋シズヱがそれに関して、1200万円は住民側から言い出したのか教団側から言い出したのかと質問したところ、「住民側は口が硬い」との回答だった。
上祐史浩17年目の告白
住民にとって最も重要な上祐の話。
昔のインタビューを流し、「サリン事件は知っていた」「生物兵器ではなくサリンを生成する」と上祐・村井・?が集まった際に尊師から聞いていたと。また、昔の「フリップ投げ」「次は麻原を殺す気ですか」ビデオを上祐に見せて、どんな気持ちで言ったたのかと問いただすと「闇の国家との戦い」と思っていたと回答。
また、麻原に霊能力があるのかの質問には「あったと思う」と回答している。
なお、坂本事件に関して、アングリ・青山・村井と一緒に殺人事件直前に弁護士事務所に行ってるのだから知ってたのではとの質問に対しては、知らなかったそうだ。
上祐史浩しかマトモなコメンテーターがいない
と、内容の半分も紹介してないけれど、まとめに入る。
演題である「メディアの功罪」に関しては、「功:オウムの実態を暴いた 罪:誤報・過熱報道・警察リーク依存」をあげていた。そして、「風化させるな」というとかえって風化すると。だから言わないほうが良いとのことだった。

そして質疑応答コーナー。
高橋シズヱ含めて複数人から質問があったのが、「上祐が有識者扱いされる」「脱会者扱いされている」ことへの不満だった。それに関して清田氏は「古くからオウムを知っていて、オウムの実態を話してくれる人」は少ない。自分ではそれでも上祐に切り込んでいるつもりだと少々苦しい言い訳に聞こえた。
ただ、言い訳と断罪もできまい。今、オウム真理教に詳しく、人権屋でもなければヤマガミにも毒されず、マトモな意見を語れるのは上祐史浩だけなのだ。上祐以上に「専門的」「客観的」「非政治的」コメンテーターがいないのだ。
高橋シズヱはさすがにこの場では力があり、コメントすると拍手が起きる。いわく、上祐の返答が長いのは自分を宣伝する意図ではと。
永岡弘行は車椅子。顔がかなりデブっていた。学校教育でカルトやマインドコントロールを教えろと語る。そして永岡妻(だと思う)は、警察のリークで自殺未遂にされたことにブチ切れており、かなりやばい雰囲気だった。自宅の連絡先を公開してないのに関係者から2年間対応続きだったと怒り狂っていた。
終了予定時間の16:00を20分以上オーバーして会は終了。
内容的にも分かりやすく充実しており、学習会としては成功だったと思う。



コメント
上祐は逮捕されて「転んだ」って聞いたけど。
公安に情報を流しているらしいことは聞きますが、「転んだ」のかどうかは分かりません。