前にも似たような事件があった。この問題を契機に、将棋界は随分と閉鎖的封建的な「変わった」社会かもしれないと考えてみるのも悪くないと思う。何せ、機関誌的存在の雑誌「将棋世界」では、橋本崇載の件は存在しないことになっている。
対局結果を放映日まで発表できない競技ってあるの?
将棋の銀河戦の情報解禁前の記事配信に関するおわび/日刊スポーツ2025年12月31日
https://www.nikkansports.com/general/news/202512310000138.html
【将棋】藤井聡太6冠またしても決勝で涙 元祖藤井キラーが6年ぶり栄冠 銀河戦2025年12月31日
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202512300000759.html

銀河戦は、囲碁将棋チャンネルで放送しているテレビ棋戦。決勝戦の藤井聡太vs豊島将之の放送予定は12月30日だったが、その前に勝敗を書いてしまったので「お詫び」を出した…ということだろう。
しかし、藤井聡太vs豊島将之の決勝戦でしかも藤井聡太が負けたのはニュース価値がある。しかも豊島将之は若い女性ファンが多い人気棋士。藤井聡太を破って優勝したことは、放送日を待たずに勝敗を報道するのは当たり前。
放映を待たずに結果を知りたいファンも多いだろう。本当にファンが一致して「ネタバレ」って思ったのか。
日刊スポーツは何故謝罪したのか

ネタバレが問題になるのは小説やドラマだけ。日刊スポーツに掲載されている全競技で、放映日に配慮して勝敗を書かないスポーツなんで存在しないだろう。プロレスでさえ試合終了後に勝敗どころか試合内容や決め技を書いてしまう。
確か、前に同じような「ネタバレ」が起きたのは同じくテレビ棋戦のNHK杯である。しかし、皆様の受信料で賞金や対局料を支払ってるNHK主催の将棋棋戦の勝敗が放送日まで隠蔽されることに、ファンは本当に納得してるのか。
生放送という手だってある。時間が足りなくなれば、野球だって「それではみなさんさようなら」。問題ないのだ。閉鎖的なスタジオで録画して、放映日まで一切口外禁止は真剣勝負の格闘技としていかがなものか。
余談になるが、「プロレスは生放送なのに時間通りに試合が終わる」と揶揄されるので、アントニオ猪木は、本場アメリカのタイトルマッチ(猪木が挑戦)をテレビ生中継する際に、わざと試合直後に「それではみなさんさようなら」で終わらせたことがある。
詰将棋サロン、回答者数400名も維持できず
あれ、きづいちゃいました?
ええ、変なことに気がついちゃいました。
最近、気にしてなかった。専門誌「将棋世界」最新号の「詰将棋サロン」の回答者数、いつの間にか500どころか400も切ってたんですね。詰将棋サロン、応募総数347通。


私は昔、これを毎号解くのをノルマにしてたんです。2500通前後はありましたよ。令和に入り将棋世界に再び目を通すようになってからも500は超えてました。しかしもはや400もキープできてない。ここ数年でもファンが減ってるんじゃないでしょうか
現在、懸賞詰将棋も必死・次の一手も応募者数が公表されていない。おそらく詰将棋サロンよりは多いだろうが、一番申し込みやすい必死・次の一手でも500を維持できてるのか。
ヒューリックがかるーく「(賞金5000万+対局料)×2」を出してくれて、営業含めれば女性で一億円も時間の問題。福間香奈もあっさり合格するかもしれないし、1年位内に女性棋士が生まれるだろう。
しかし、軽く2億3億出すヒューリックは新聞社と違って普通の企業。本業が傾けば余分な出費はあっさりと切り捨てる。経営陣が変わっただけで切られるかもしれない。
「◯◯愛」は隠れ蓑
左翼が口癖のように「愛国心は悪党の最後の隠れ蓑」と言うように、「◯◯愛」と称して不満分子を排除することはいろいろな業界で起きる。将棋業界人は、「将棋愛」と称して不都合なことに目をつぶり、自分の気に食わない人間を排除して「愛」にウットリしていると、気がつくと日本棋院、気がつくと社民党。
かなり閉鎖的な集団だけに、お気をつけて。私は業界外から冷ややかに見守ります。
ところで話が変わるけど、将棋世界2月号P.69の広告が謎すぎた。左上のURLの歯医者、特に将棋と関係ないようだけど。



コメント
単純に、ファンがタニマチかなと。
タニマチって確かにそんなところがあります。
もっとも、相撲やプロレスのタニマチちは違うけど、「憧れのプロ棋士と知り合いになれて」って人、多いですよね。
一方プロ棋士側も、それが普通と思っちゃう。
思うに、プロ棋士ってあくまでも、尊敬すべき「先生」なんじゃないでしょうか。「選手」ではなく「先生」。
野球みたいに、成績が悪いと「金返せ」「引退しろ」なんて言われない。
詰パラで担当していた学生がマイナビに入社して詰将棋サロンを盛り上げようとしているようです。あれだけ電王戦で醜態を晒してもプロ棋士を慕う人がいるようです。
へー、そうなのですか。だけどどうやって「盛り上げる」のでしょうか。
詰将棋って、基本的に指し将棋が強くなりたいから必死に取り組む。スポーツ選手で言えば、バーベル持ち上げたりランニングしたりです。
だから、将棋ファンが「上達したい」って思わなければだめなのですが、現状は私みたいな「観る将」が増えている。
それでも、メールで回答できるようになったのは大進歩だと思います。