※この日記は将棋のかなりマニアックなネタです。興味のない人はつまらないかもしれません。
昨日Youtubeを見ていたら、物凄い人を久しぶりに見てしまった。
鈴木英春75歳。
アニメのオープニングをつけてるくらいだから、そこそこ金もあり、協力している人がいるのだろう。
20級からやってるみたいで、これから三段そして夢の四段まで頑張るのか。
煙が目にしみる

奨励会で「プロまであと一歩」の三段まで順調に進めたが、そこで足踏みし、結局年齢制限の31歳になっても四段になれずに退会。「煙が目にしみる」というドラマとして報道された。
その後アマチュア棋士に転身。「かまいたち」という独特の戦法で勝ちまくり、戦法そのもののアマチュアでけっこう流行った。著作もいくつかあり、アマチュア棋士の中ではトップクラスの有名人だ。しかし75歳か。同一人物には見えない。
将棋よりも尊師が幸福

実は私も31歳になっても県代表になれないようなら将棋を辞めようと決意した。そして実行した。いや、もう少し早かったか。あんまり思い出したくないけれど、今思うと、「何でこんなことで」ということで辞めることにした。
その後、将棋は30年以上指してない。近隣のプロレス会場を回って、終わると酒飲んで、そんな荒んだ生活の中、ええ、真理と出会いました。尊師と出会ったのです。オウム真理教が地下鉄にサリンを撒いたんです。
とにかくインパクトがあった。当時のマスコミ報道が全く納得できなかった。サティアンショップに行って、実際のオウム真理教を見に行った。 ようやく「普及」が始まったインターネットで、自分の意見を伝えたくてホームページを始めた。
それから俺も30年。将棋よりは尊師のほうが「いい思い出」を作ってくれた。将棋もオウムもレベルは低いけれど、将棋と違って裏モノ雑誌に紹介されたり、週刊誌やテレビの取材を受けたり、居酒屋のトークショーやったり、「報い/努力」を考えれば、将棋なんかよりも絶対に良かった。
私の人生を彩ってくれたのは将棋ではなく尊師です。本当だから仕方がない。
将棋は努力の割に報われない

ところで、80年代、私なんかよりも遥かに強い「全国クラス」の人たちって、今どうしてるんだろう。まあ、いいとこに勤めてる人が大半だから、心配する必要は全く無いんだけど。
いろいろな将棋大会に出てるとけっこう顔なじみになる。昔、どっかの大会で、鈴木英春の相棒の横山公望さんに「そういえば、西村さんと指したことないなあ」と声をかけられたことがある。そう思うと、みんな将棋をやってるのか。
ブッチ君(藤森哲也)の動画を見ていたら、お父さんを紹介しますという。しかし、名前はまごうことなき「あの人」なのに、誰だか分からない。少し前に将棋世界で「美馬和夫」という名前を見かけたが、玉が8八にあった。あと、シルバー将棋大会だったか、田尻隆二が優勝していた。
世間は将棋なんか何も知らない。世間はオウムの方が詳しい

と書いても、以上の名前は将棋ファンですら知らない。美馬和夫の玉が何故8八にいるのが笑えるのかなんて、誰も知らない。プロ棋士全員どころか、主要アマチュアの得意もそこそこ知ってる人間は、オウム真理教のマントラを空で唱えられるのと同じなのだ。
世間は藤井聡太を知ってても、角換わり腰掛銀で▲6八玉が▲6九玉と引いてから7九に向かう奇怪な光景を知らない。矢倉が原型もとどめてないことも知らない。
あれだけ努力しても、将棋界は伊藤かりんや鎌田美礼。一方、将棋から離れた桐谷広人さんは橋本奈々未や武藤十夢、常に美女に囲まれている。その桐谷さんが、将棋界で河口俊彦なんてゴミ棋士にボロクソに言われていたことも誰も知らない。
やっぱり、将棋は破壊的カルト。尊師や正大師以外は誰も幸福にしない。早くまいんどこんちょろうるから覚めて、止めるのがお得のようだ。



コメント
将棋は破壊的カルトです。
羽生善治が桜井章一、船井幸雄と関係ある事実は重いと思いますが、将棋ファンにはなかなか理解してもらえません。
将棋って、存在そのものが破壊的カルトではないかと。
一度、少々上の方を目指すと、勝てる手段を見つけないと気がすまない。しかし新たに越えられない壁がある。
そうやって必死に将棋が強くなっても、何も得しない。だけど続ける。将棋はマインドコントロールするんです。