次期日本将棋連盟会長は誰か

将棋・囲碁
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大物「名誉職」会長時代の終焉

 将棋連盟会長って理事の互選で決定するんだったっけ。
 羽生の辞任を受けて、立候補したのは千葉幸生七段・森下卓九段・瀬川晶司六段・片上大輔七段・清水市代女流七段・糸谷哲郎八段・脇謙二九段。理事の定員は7名なので信任投票になりこれで決定。そしてこの中から会長が選ばれる。

 大物路線から雑魚棋士路線に転換するのか。昭和の「感覚」で選ぶと、ポジションが二上っぽい森下卓って気がするけれど、ネットの噂では糸谷政権爆誕。もっとも、これから将棋界が生き残るためには民間企業出身の瀬川か東大卒の片上が良いと思う。

将棋指しに善人なし

 昔、突撃中原誠を蹴落とすためにケツ出し米長邦雄をがいろいろ言ってるらしいのを読んだことがある。そしてケツ出しが会長になって、河口俊彦が対局日誌だったか妙におべっかを使ってるのを読んで、「ふーん、そういうのがあるのか」と嫌な気分になった。
 そもそも、二上達也政権が長かった(1989-2003)のは、二上→中原が既定の路線だったけど、中原が林葉直子に突撃したので会長職を禅譲できず長引いてしまった。しかも米長に突撃を突かれて会長を強奪され短命に終わってしまった。将棋指しに善人なし。
 ケツ出しの次が谷川だったけど、疑惑の三浦さんが冤罪だったので谷川内閣総退陣。そして佐藤康光を経て2023年6月に羽生善治就任。随分と早く投げ出した。

会長職は損か得かか

 会長職の月給は41万円で理事は専務と非常勤で全然金が違う。会長は将棋界の金持ちが就任するので、この金は魅力あるのか、またどれくらい忙しいのかを考えると損得は分からない。
 それに、将棋業界は藤井聡太ブームで繁盛しているように見えるけれど、年ごとに「駒の動かし方を知ってる人」が減り、将棋界の衰退は避けられない情勢。
 一方、スポンサーの新聞社は売上に全く貢献しない将棋欄の契約金をどんどん削りにかかる。新聞社自身も斜陽産業なのだ。億単位の無駄金を放置するはずがない。いや、既に削りにかかってるだろう。しかし、そういうことは外部に一切漏れない。
 何せついに殺人(未遂)事件まで起きたのに何もなかったような「将棋世界」。元妻を殺そうとしたのは、NHK将棋講座まで勤めた「模範生」橋本崇載なのだ。マスク反則事件だって、将棋世界にはこっそりと、誰にも気がつかれないように書いた。

 だいたい、先月号の将棋世界の鎌田美礼の写真がひどすぎる。ケバイ化粧してるわズボンはいてるわ、ブルマとスクール水着とはいわないまでも、せめて制服だろうよ。もちろん、スカートを腰の部分で二段三段に折る。ファンを大事にするとは、そういうことをいうのだ。先月号の将棋世界、こんな鎌田美礼を見て、楽しかった? 羽生善治の退陣は当然である。

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