
行ってきました。実は、一ヶ月前にチケットを買ってたんです。
結論から言えば、寒くて寒くて最後には「円の外」に脱出することばかり考えてました。しかもその方法が分らない。何とか「円の外」に出て、職場にお土産を買っていこうと思ったら、おみやげショップの外に、雨と風の中、長い行列。おみやげを諦めてタクシー乗り場に向かったら、これまた恐ろしい待ち行列。中国人がスマホで誰かに怒り狂ってわめいている。
報道によると、バス・タクシー専用の西ゲートだけでなく、電車専用の東ゲートも待ち行列で冷凍地獄だったようだ。雨だけではなく、風が強い。考えてみればここは海辺。特有の海風なのだろう。

万博無視の新大阪駅
関西万博運営はしんぶん赤旗を取材拒否した。おそらく、あることないこと書いたのだろう。今頃、赤旗はイソジン吉村の悪口で埋め尽くされているだろう。あの状態ならば「あることあること」書ける。
ただ、あくまでも初日の出来事。イソジンは共産党と違って一日一日進歩する。それに、万博は大阪だけでなく日本全体のイベント。「こうすれば良いのでは」という視点で見ていく。
新大阪駅。驚いたのが、ちっとも万博で盛り上がってないこと。てっきり「構内万博だらけ」だと思った。マスコミ報道はガン無視され、初日から続々と東京組が新幹線に乗り込み、指定席は売り切れると思って事前に往復予約したけれど、そんな心配は全くなかった。
駅構内を出ても、そんな感じの集団客がいない。シャトルバスで行ってるのか。しかし、新大阪経由は1時間に1本しか出ない(しかも要予約)なので、タクシーで行くことに決めていた。そのタクシー乗り場が、普段より少ないくらい。
新大阪ー夢洲に信号なしの一直線道路開通 しかし運転手は当日に初めて入った

タクシー運転手に「万博西ゲートにお願いします」と言うと、「我々タクシー業者は停車場所が決まっているのでそこに行く」と。そして「新大阪駅ー夢洲にバス・タクシー専用の信号なしの直通道路(有料)ができたので、それを使うのか」と聞かれる。そこを走るにはタクシーの事前登録が必要で、「入構証」みたいなものを事前にもらわなければならない。
そして運転手いわく「当日まで道の中に入れなかった」と。だから今日初めて道に入る、わくわくすると。
直通道路は検問が2個所あり、制限速度は50kmで監視カメラが大量に設置されている。もっとも制限速度は無視して良いようだった。ノンストップ道路は軽快そのもの。全くガラガラである。帰りもかなり軽快。個人で8000円払うのは痛いけど、家族4人で2000円と考えれば、イベント仕様ぼったくり価格と考えれば「標準」。そもそも、シャトルバスが少なすぎる。しかも要予約。おそらく空港組も同じではないのか。

今回の万博、マイカー組は冷遇で、どっか遠くの駐車場に車をおいてシャトルバスで会場に来る。自家用車冷遇のつもりであれば、新大阪と大阪国際空港はもっと便宜を計ってほしかった。何せ、帰りは車そのものが存在しないで一騒動だったのだ。
チケットのQRコードはワンタイムパスワード

西ゲートに到着。会場即入場を狙った人が長蛇の列で待ち行列だったようだが、新幹線でのんびり乗り込んだ私は、迷路状の鉄柵をジグザグと進む少数の人間を見て、「この人数ならていきなり入口でいいじゃん」「案外と人が集まらなかったのかな」なんて呑気に考えていた。
入場前に、空港みたいな荷物チェック・ペットボトルチェックがあり、入場券もQRコードで完全に飛行機モード。しかしこのQRコードが曲者で、万博ホームページにログインしないと表示できない。しかも万博ホームページ、ワンタイムパスワードの二段認証なのだ。環境によっては、おいそれとログインができない。それゆえ「キャプチャ・印刷が推奨」なのだそうだ。実は私、これだけは知っていたのでカラー印刷しておいた。空港より固いディフェンスにある意味関心したが、さすがに遊びイベントにワンタイムパスワードは固すぎじゃねーの?
おそらく、ここでタイムロスが出たと思う。
円状の柵は上に登れます。あ、激安日本そばのことを忘れてた。

さて、中に入る。天気は小雨。傘をさしている人とそうでない人、半々くらいか。万博施設の象徴である木の柵は、エレベーターやエスカレーターで上に登ることができる。
吉本パビリオンは無視。外国のパビリオンが沢山ある方に行く。いきなり「カンボジア」「チリ」とネタ国家が並んで店を構えている。もっとも、日本でなくても両国は「ポルポト」「アジェンデ、ピノチェト」なのかもしれないが。
お家のお店が出せない国は、COMMONS といういくつかの場所に、大学の学祭みたいに各々の国のお店を出している。
私としては、日本の悪役国家「中・韓」が見たかった。


(続く)
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