何故日本維新の会は凋落したのか

政治・選挙
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自民党の代替案は立民民民参政ではなく維新だった

 楽しかったお祭りもおしまい。2025年真夏の参議院選挙も今日がグランドフィナーレ。
 しかし私は、これから高知に遊びに行ってきますので欠席。皆様、各自でお楽しみください。

 今回のお祭りは、参政党ではなく反参政党の狂気が目立ちました。そして選挙結果はおそらく皆さんご存知の通り、自公で過半数維持ができず、旧民主党特に民民が躍進し、立民も存在感を示すようです。

 しかし、自民党を追い詰め次期政権構想を示すのは、立民ではなく維新だった筈です。一時期、普通に政党支持率が「維新>立民」だった。いや、橋下徹さんの頃から、維新は「自民党に代わる第二の選択肢」として一定の期待を持たれていました。
 凋落の原因は万博でなはないでしょう。万博開催前から維新の凋落は始まってましたし、開催すらしてない万博の悪口を、維新支持者が相手にするとも思えません。

伝説の橋下徹が去り、ナチスでなくなったから凋落したのか

 どうして維新が輝きを失ったのか。その問いに対して、多くの人は、表現は異なれど、「橋下徹さんがいなくなったから」「ナチでヒトラーでネトウヨでなくなったから」と答えるでしょう。やっぱりそれが大きかった。

 橋下徹が政治人生を賭けた」大阪都構想の大勝負に、棺桶に片足どころか体全体突っ込んだジジババが反対し、彼は政界を去っていった。しかしその後も、「朝日新聞のような大人」は、彼がいつか復活するかもしれないと、橋下徹の影に怯えていた。
 そりゃそうです。「あの男」が戻ってくれば、確実に総理大臣待望論が蘇る。そして再び「共産党探し」のようなことを始める。

 橋下徹を芸能人で言えば、山口百恵というのかZONEというのか、生き様そのものが伝説だった。蓮舫みたいに、キャンディーズや大仁田厚ではなかった。
 しかし、イソジン吉村だって別の意味でカッコイイ。あれほどの吸引力を持った党首が他党にいるのでしょうか。

 そもそも、ここはオウマー日記。通説は無視して、少々ひねくれた維新凋落の原因探しをしたいと思います。

金を取るだけでなく学習を強制して強くなった公明・共産

 一躍左翼リベラルのアイドルになった参政党神谷宗幣は、公明党のような組織を目指すと言っていた。同じく参政党の幹部も、共産党のような組織を目指していると語っている。そして、それなりに実現できたからこそ、左翼の「アイドル」として今回の選挙の人気を独り占めできた。

 参政党が公明党や共産党になるには、「創価学会」「民青民商民医連」を作らなければならない。そして両党は、「お金を払えば「はい、会員」」なんて甘くない。捕まえたカモに勉強をさせたのだ。
 お前ら、この本を読め。両党は「信者」に自党系出版社から発行された「教科書」を次々と読ませた。そうやって党の収入源を確保するのみならず、思想的に強化され、更に自党以外の幅広い知識にチャレンジし、「他党には負けない」と自信をつける。それが昭和の両党の「勝利の方程式」だった。

創価学会は作れなくてもミニ民青は作れた参政党

 実際問題、参政党はゴレンジャー時代から、党員になるとゴレンジャーのコンテンツを聞ける、いや聞かされるのかもしれない。とにかく神谷宗幣は「正しい歴史を学ぶんだ」と支持者に訴える。そしてそのコンテンツを用意する。
 参政党やネトウヨに詳しい古谷経衡は「(参政党)支持者の本質”」を「大半は人生で初めて投票に行く」と語っている。専門家が語ってるのだからきっとそうなのだろう。しかし、公明党(創価学会)はともかく、昭和の民青(共産党)の1/10、今の民青くらいは作れたのではないか。参政党、少なくとも地方組織は完備したようだ。

思想を持たない、そもそも学ぶものがない だから勉強しない維新の会 

 そもそも、日本維新に確固たるイデオロギーはあるのか。軸になる思想があるのか。学ぶものがなければ勉強のしようがない
 橋下徹はカッコイイ。イソジン吉村はカッコイイ。両名のカリスマ性で引っ張ってるのではないだろうか。
 日本維新の会は自民党よりも右で、それが売り物であることは漠然と分かる。しかし参政党や日本保守党のような濃い反ジェンダーで家族主義的イデオロギーもない。更に言えば、国民民主党のように旧同盟系など長い歴史に耐え抜いた民間労組のような組織もない。

維新の地方組織は共産党以下のウンコ

 もちろん、日本維新にも地方組織は存在するだ。しかしこの党は、関西以外では恐ろしく地方選挙に弱い。いや、そもそも関西以外では国政選挙も弱いし、満足に候補すら立てられない。 維新の地方組織は、公明党どころか共産党以下ではないのか。

 claudeさんに聞いてみたらこのとおり。維新の地方組織はウンコでできている。公明党も日本共産党も「全国47都道府県に議員を配置」しているが、全国展開したはずの維新は未だに「大阪府・大阪市を中心とした関西圏に集中」している。
 
 維新は公明党や共産党のような組織を作れなかった。設立者が両党とも嫌いだから仕方ないかもしれない。しかし、カリスマ性なら全盛時代の安倍晋三を超える橋下徹があれだけ手こずったのは、大阪左翼労組の不断の学習にあったのではないのか。

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