「ルポ超高級老人ホーム」by甚野博則

健康・生活・人生
健康・生活・人生

上野千鶴子でお馴染み?

 甚野博則「ルポ 超高級老人ホーム(ダイヤモンド社)」を読んだ。
 上野千鶴子が女から騙し取った金でどんな裕福な生活をしているのか。どうしても「超高級老人ホーム」と聞くと上野千鶴子を思い出す。

入るメリットがあるのか

 良くも悪くもない。少なくとも「そんなに楽しそうじゃない」。だけど高級姥捨山にも思えない。そんな印象を持った。
 とにかく2つ目の「中銀ライフケア熱海第三伊豆山」だけには入りたくない。私、収入以外ならば、年齢的にも職業的にも入居可能(早期定年退職)。だけど、人間関係から逃れられたのが最高の喜び。折角ややこしい上下関係から逃れられて、後は親が死ぬのを待つばかりなのに、ここは元大企業役員が多いのか、「相変わらず」なのだ。
 入居金3億なんて金、自営業者やタレント大教授(印税成金)しか出せないと思ったら、けっこう企業系のエライさんもいるのが少々驚きだった。また、ヨレヨレになると追い出されるホームもあり、「じゃあ、億単位払う価値がどこになるの?」って思ってしまう。
 入所前に面接を行い、徹底的に身辺調査の上でホーム居住が許される。しかし、生まれも育ちも社会人生活も全く異なる人々が集まれば、上下関係や派閥そして恋愛関係や痴話喧嘩が起きるのは当たり前、驚くような話ではない。

宗教団体運営悪徳老人ホーム「真理の丘」ってどこ?

 甚野博則の本を読むのは、「介護の裏」「介護大崩壊」に続いて3冊目。別に筆者のファンというわけではない。介護絡みは、現在は被害者として将来は加害者としてとても気になるので、つい関連書籍を読んでしまうのだ。3冊を読んだ印象としては、何というのか、この人の本、私には不思議と「刺さらない」。
 ところで、第四章「悪徳施設」に登場する兵庫の悪質老人ホーム「真理の丘」を運営している宗教団体ってどこだろう。Google様にお伺いしても分からないようだ。

快楽肯定教

 理想の老人ホーム、少なくとも3億円出すとなると、私は団鬼六が提唱した宗教団体「快楽肯定教」にいきつく。3億円はいただきます。その代わり男はAKB女はジャニーズと混浴。夕食は酒池肉林のどんちゃん騒ぎ。

 あるいは、それこそカルト宗教が金持ち独身老人の遺産を狙って、死ぬ寸前までお買い物に入浴から下の世話まで、ボケボケになるまでお世話します。その代わり、遺産を全部下さい。こういうのならば、理解できる。

 最近では「遺産放棄」も親鸞会ではなく日本共産党が代名詞になり、参政党も「全取り戦線」に参戦したようだ。どうやら、多くの思想関係者が「お一人様」に目をつけたらしい。
 支払う側としては、お代は払うけれど、やるべきことはやってくれと言いたい。国になんか一銭も払うきはないので、宗教団体が全取りするのに依存はない。しかし、それならば「快楽肯定教」なり「生涯介護サービス」みたいな、お代に見合うサービスが欲しい。

 そういう意味では、上野千鶴子で有名な超高級老人ホーム、入るメリットが少ない気がする。

 
 

コメント

タイトルとURLをコピーしました